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プロフィール

ニューヨークを拠点に全米及び世界で、幅広いレパートリー・ジャンルに渡って活躍するブレア・マクミランは、ニューヨーク・タイムズ紙から「魅惑的な」「卓越した、驚異的な完成度、興奮させる演奏」とその演奏を度々絶賛されている。

 

ボストン生まれ、サンフランシスコで幼少期を過ごしたマクミランは、5歳よりピアノを始め、12歳でシャーロット交響楽団(ノース・キャロライナ州)との共演で協奏曲デビューを果たした後、全米各地でソロ・リサイタル及びオーケストラとの共演を重ねている。14歳 よりインターローケン芸術学院でピアノを学んだ後、オーバーリン音楽院にてバイオリニスト五嶋みどり氏の伴奏でも知られるロバート・マクドナルド氏に師 事。オーバーリン音楽院在学中には、同音楽院の最優秀室内楽演奏者賞を受賞した他、ピアノ協奏曲コンクール及びアーサー・ダン記念ピアノコンクールで優勝 している。また、1993年には全米ヤングアーティスト・コンクールで、コンクール史上初めて満場一致での優勝者に選ばれる栄誉に預かっている。

 

オー バーリン音楽院卒業後は、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程へ進み、ジェローム・ローエンサール氏に師事。ジュリアード音楽院在学中、権威ある ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールにて第一位を受賞、その他ジュリアード音楽院の優れた演奏者に送られるソニーES奨学金賞を受賞した。

ジュリアード在学中にはリンカーンセンターのアリス・タリー・ホールデビューを皮切りに、ニューヨーク及び海外での演奏を精力的に重ねている。1995年のジュリアード音楽院日本ツアーにはソリストとして参加・来日し、皇室メンバーも臨席された神戸及び大阪の公演で大好評を博した。

1996年からは3年間に渡り、アスペン音楽祭に参加、クリントン前大統領、ゴルバチョフ元大統領、サッチャー元首相等、政界の要人に演奏を披露する機会にも恵まれている。

そ の他の主な演奏の場としては、カーネギー・ワイル・ホール、メトロポリタン美術館ホール、ハーバード大学音楽ホール、マンハッタンのマーキン・コンサート ホール、コロンビア大学ミラー・シアター、チャイコフスキー・モスクワ音楽院などが挙げられる。マクミランのソロ演奏は、全米3大ネットワークの一つであるCBSの「サンデー・モーニング」、全米パブリックラジオ、フジテレビ、ニューヨークのクラシック専門ラジオ局 WQXRWNYCなどでも取り上げられている。 

2004年にリリースされたソロ・アルバム「Soundings」は、マクミランの古典から現代に渡る音楽への幅広い造詣と表現力を示すべく、リスト、スクリアビン、ドビュッシー、コープランド、バルコムの作品を収録、好評を博した。その他にも、Koch InternationalCRIConnoisseur SocietyMidnight ProductionsAlbanyBMG/Catalystといったレーベルでレコーディングを行っている。

斬新で緻密に考えられたプログラムと、完成度が高く聴衆の感情に訴えかける演奏で知られるマクミランのレパートリーは、中世・ルネサンスの鍵盤楽曲からロマン派、そして21世紀へと幅広く渡る。20042月 にはニューヨークの現代音楽の殿堂ミラー・シアターでのソロ・リサイタルで、近年逝去したルチアーノ・ベリオ及び同じイタリア人作曲家ジャチント・シェル シのピアノ作品に取り組み、ニューヨーク・タイムズ紙から「イタリアン・アバンギャルドの巨匠の音楽をマスターするに要求される技巧だけでなく、その魂を 表現する想像力を披露した」と絶賛されている。 

その他最近のソロ活動のハイライトとしては、プリンストンでのリサイタルにおけるフレデリック・ジェフスキーの新作ピアノ曲「ダスト」のアメリカ初演、世界最古の鍵盤音楽「ファエンザ・コーデックス」とそれに発想を得た委嘱新作の組み合わせによるニューヨーク・ソロ・リサイタルなどが挙げられる。

また2005-2006年シーズンには、デビッド・ロバートソンの指揮のもと、イギリス人作曲家ジョージ・ベンジャミンの「アンターラ」のソリストとして、カーネギー・ホール・デビューを果たすことが予定されている。

ソ ロでの演奏活動以外にも、室内楽演奏への情熱を絶やさないマクミランは、躍進中の若手アメリカ人テナーアンソニー・グリフィー氏やソプラノルーシー・シェ ルトンとの共演を始め、リンカーンセンター室内音楽団や、ニューヨーク木管五重奏団、アメリカン弦楽四重奏団、フラックス弦楽四重奏団など、米国の主要室 内楽団との共演を重ねている。また、現代音楽の演奏で知られるイオスオーケストラ、ロクリアン室内楽団、アメリア・ピアノトリオ、新ジュリアード・アンサ ンブルなどとも公演を行ってきた。20034月には、30年の歴史と実績を誇るダ・カーポ室内楽団とともにロシアのチャイコフスキー・モスクワ音楽院に招聘され、1週間の演奏活動を好評のうちに行っている。その後ダ・カーポ室内楽団に正規メンバーとして加わり、米国内での演奏活動の他、2003年秋にはベラルースの首都ミンスクで毎年開催されるベラルース音楽祭に参加。ダ・カーポは2004年秋にも再びロシアを訪れ、2都市ツアーを行っている。(ダ・カーポ室内楽団の日本語インフォメーションはこちら

ブレア・マクミランはニューヨーク在住の若手作曲家・音楽家集団カウンターインダクション((日本語インフォメーションはこちら)の創設メンバーとしても知られている。カウンターインダクションは、ニューヨークの現代音楽シーンで注目を集めるMATA音楽祭の2004年の主演アンサンブルに選ばれた他、コロンビア大学作曲科との提携を通じて、将来を担う作曲家の育成にも励んできている。1998年の創設以来、その意欲的な公演活動はニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙にも度々取り上げられ、「恐るべきアンサンブル」「熱情的な妙技」「感情の重みと精神の荘厳さを表現」と賞賛を浴びてきた。また、カウンターインダクションは2004年に、CMA/ASCAP(アメリカ室内楽協会および全米作曲家著作家協会)から前年の優れた現代室内楽公演に贈られる「Adventurous Programming Award」を授与されている。

カ ウンターインダクション以外にも、アスペン・コンテンポラリー・アンサンブルやニューヨークのダウンタウン系アンサンブル エビアン・オーケストラでの活動、最近ではアメリカン・バレエ・シアターやホセ・リモン・ダンス・カンパニーとの新作共演などを通じ、現代の作曲家たちと の共同作業を精力的に行っている。これらの作曲家の中には、ジョン・ハービソン、ジョージ・クラム、ミルトン・バベット、ジョージ・ソンタキス、ネッド・ ローエム、リー・ハイラ、ジョン・マグナソン、アニー・ゴスフィールド、ジョアン・タワー、 トマス・アデス、ミニマムセキュリティー等、アメリカを代表する著名作曲家及び新進の若手作曲家たちが 名を連ねている。

 

2005年10月7日ニューヨーク・タイムズ紙特集プロファイル記事(原文)

2005年5月4日イタリアン・アカデミーにおけるソロリサイタルの批評記事(原文):

ニューヨーク・タイムズ紙5
 
2004年2月19日ミラーシアターにおけるソロリサイタルの批評記事(原文):

ニューヨーク・タイムズ紙

WNTIラジオ(全米公共ラジオ支局)

その他のニューヨーク・タイムズ紙批評記事参照(原文):

 2002年10月

 2002年11月

批評記事の日本語抄訳参照

 

ブレア・マクミランの演奏試聴はこちら